診療内容

medical

内科は、内臓や全身性の病気を診察し、治療するところです。
具体的には、発熱、咳、鼻水、頭痛、胸痛、腹痛、下痢、むくみ、排尿時痛、
だるさなどさまざまな症状について診察し、
できる限り病気の原因を突きとめ、薬物で治療をします。
高血圧、糖尿病、脂質異常症(高脂血症)などの生活習慣病の治療を行います。

また、何らかの体の不調があるけれど、何科にかかってよいか分からない場合もお気軽にご相談ください。
当院での治療が困難と判断した場合には、
責任をもって専門の診療科、連携病院へご紹介いたします。


 かぜ症候群とは、鼻腔からのどまでの上気道と呼ばれる部位に急性の炎症を起こす病気です。感冒、あるいは急性上気道炎とも呼ばれています。原因の8~9割はウイルス感染が原因です。
 治療は、ウイルスのかぜ症候群であれば、安静、水分・栄養補給により自然に治癒するためにウイルスに効果のない抗菌薬は不要で、対症療法が中心です。ただし、溶連菌などの細菌による扁桃炎、あるいは肺炎へ移行しやすい免疫の低下している場合は、抗菌薬の投与が必要となる場合もあります。
 普段から感染しないように、手洗い、うがい、水分補給、バランスのよい食事、規則正しい生活と十分な睡眠など普段より心がけるとよいと思います。

関連サイト

2-8. 「かぜ症候群」は予防が一番です!


 糖尿病とは、血液の中のブドウ糖の濃度(血糖値)が高い状態が続くことで起きる血管の病気です。典型的な症状はのどが渇く、尿がたくさん出る、体重が減るなどですが、症状に気付かないことも多い病気です。そのため、検診などで発見されることも少なくありません。
 また、治療しないと、血管が障害されることで血液の流れが悪くなり、全身にさまざまな影響がでてきます。心筋梗塞、脳卒中、失明などに至ったり、腎臓の機能が低下し人工透析が必要となったり、足の指が壊死し下肢の切断が必要となるなどの重い合併症が起こりえます。
 治療は食事療法、運動療法、薬物療法を組み合わせます。良好な血糖コントロールを維持することで、これらの合併症の発症、進行を食い止め、健康寿命を延ばすことができます。そのため、高血糖が指摘されましたら、必ずご相談ください。

関連サイト

糖尿病サイト

国立国際医療研究センター糖尿病情報センター

 高血圧とは、診察室血圧が140/90mmHg以上が持続することを指します。高血圧は“沈黙の殺人者”といわれています。なぜなら基本的に自覚症状がなく、突然、脳卒中や心筋梗塞・心不全・腎障害など生死に関わる病気が出て初めて分かることが多いからです
 治療は、まず食事、生活習慣の改善とともに、薬物治療をします。適切な血圧管理を行うことで将来の心筋梗塞や脳卒中のリスクを減らすことができます。血圧は年齢とともに高くなりますので、健康寿命を延ばすために機会があれば(スポーツジムや公共機関などで血圧計が置いてある場合など)意識して血圧を測る習慣をつけるとよいと思います。

関連サイト

高血圧とは、どんな病気?|生活習慣病ガイド

高血圧-e-ヘルスネット‐厚生労働省


 脂質異常症とは、血液中に含まれるLDLコレステロール(悪玉コレステロール)や中性脂肪などの脂質と呼ばれるものが、一定の基準値よりも高い状態のことです。この状態(血液がドロドロ)が続くことで、高血圧や糖尿病と同様に動脈硬化が起こりやすくなり、心筋梗塞や脳卒中のリスクが高くなります。自覚症状はそれ自体ではまったくありません。
 治療は、食事療法(伝統的な和食)と運動療法が基本です。それでも改善しない場合に薬物治療を行います。健康診断などで指摘されましたら、ご相談ください。

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 高尿酸血症とは、人の老廃物として作られた「尿酸」が体で増えすぎている状態です。そしてこの尿酸の結晶が関節に溜まって炎症が起きたものが、痛風です。主に足の親指の付け根付近に生じ、激痛を伴います。患者の多くは、30代から50代の男性です。また、尿路結石や腎障害の原因にもなります。さらに動脈硬化による病気(心臓病や脳卒中など)にかかる危険性は、健康な人の数倍に上ることが知られています。
 高尿酸血症の治療は、体重を減らす、アルコールを取りすぎないようにするなどの食事療法に加え、薬物治療があります。健康診断で指摘されたことのある方は、痛風を合併する前にご相談ください。

関連サイト

日本生活習慣病予防協会 高尿酸血症/痛風

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